しょーいちです。
タスマニア旅行も最後の1日となってしまいました。
少し寂しく感じますが、日が暮れるまで観光を楽しみましょう!
さて今日の朝食は、ホテルで食べると少し高いので、早々と町に出掛けます。
今日は Daci & Daci Bakers という所に行ってみましょう。
お洒落な喫茶店で、皆さんが優雅にブレックファーストを楽しんでます。
何組か日本人らしいお客さんを見かけたので、有名な場所なのかもしれません。
ビチェノで食べた朝食が安かったので今回も期待しましたが、ホテルより5$ほど安くなる程度に留まりました。
ベーカリーと付けば安く済む訳ではなさそうですね。
僕は朝食をしっかり食べる派なので、少し値が張っていますが、トーストだけのものだと安いのもありましたよ。
さて、今日はホバートの総まとめとして、ウェリントン山(Mt. Wellington)に登ります。
この山はホバート市内を一望できる場所で、かつ個人で行くならレンタカーが必要です。
以前行ったネルソン山は、メトロ(バス) が走っているので、レンタカー無しでもまだ行きやすいと思います。
ホバート中心部から車で約40分ほど走り、山頂の駐車場を目指します。
道幅が少し狭く、こちらの車はSUVのような大きい車が多いので、すれ違うのが少し怖かったりします。
細い山道を越えると、駐車場に到着しました!
今回の旅行は、天候にすごく恵まれました!
今日も爽やかな青空です。
ただ…、ものすごい風っ!。
台風の暴風域かと思うくらいの風速で、構えたスマホが飛びそうになります。
風の音がうるさくて、周りの人との会話が難しいくらいです。
さらに上に向かおうと、ここから少し遊歩道を歩きます。
そして、山頂に到着です。
ホバート市内どころか、ブルニー島(3~5日目)やボロノン公園(6日目)の周辺までしっかり見えます。
山の周りには展望台が数ヶ所あるので、ぐるりと1周しながら、旅で訪れた場所を眺めました。
この旅行でタスマニアの大空を眺めるのは、ここで最後でしょう。
1日ずつ旅を思い返すと、どこも印象に強く残っています。
飽きるほど長く感じた日もありましたが、今思うと瞬く間に過ぎた気がします。
大人になってからの大冒険、とっても満足しました!
30分ほど思い出に耽っていると、風圧で鼓膜が痛くなってきました。
名残惜しいですが、そろそろ下山しましょう。
さて、市街地に戻ってきましたが、レンタカーを返すには少し時間が余っています。
そこで、ロイヤルタスマニアン・ボタニカルガーデンズ(Royal Tasmanian Botanical Gardens)という植物園へ寄ってみます。
観光の候補地に入れていなかったのですが、予想外に綺麗な場所で、行ってみて大正解でした!
中に入ってすぐに色鮮やかな花々と、柔らかそうな草原が広がります。
奥に進むと、斜面いっぱいに広がる芝生。
昨夜の雨で地面が濡れてなかったら、思いっきりごろごろしたかったです!
ビニールシートでも持ってこればよかった…。
草花に目を楽しませながら、植物園を進みます。
この植物園は少し狭い面積ながら、様々な植物を雰囲気良くまとめている点が素晴らしいですね。
少し歩くだけで、飽きることなく楽しめます。
先ほどの広場から少し歩くと、ジャングルのようなエリアが見えてきます。
小さな滝も表現されているのが、趣向を凝らせてますね。
さらに歩くと、紅葉を眺められる道がまっすぐに伸びています。
僕はなんとなく、HERO(木村拓哉が主演のドラマ)のオープニングを連想しました。
さらに、日本庭園もあります。
タスマニアの気候で育つ植物が混ざりながら、かつ限られた面積で、面白く日本を表現していました。
カモがトコトコと歩く姿も見られました。
カモ好きの僕にはたまらなく可愛い姿です。
こんな素敵な場所が、市内から10分程であるなんて、ホバートはやっぱり良いですね。
家の近くにこんな場所があったら、毎日でも来たくなります。
のんびり歩いていると、おなかが空いてきました。
昼食を食べていなかったので、入口近くの売店で、トーストサンドとカプチーノ、おやつにビスケットを購入します。
あまりにのんびりしすぎて、レンタカーの返却時間が迫ってきました。
急いでガソリンを入れて、返却へ向かいます。
ガソリンの入れ方は、また別の記事で書きたいと思います。
さて、長旅を共にした車ともお別れです。
最初はビビりまくっていた運転も上手になり、1人で寂しい時は車を「相棒」と呼んで話しかけたりしました。
総距離で約1000Kmも走りました。国内旅行ではなかなか走らない距離ですね。
燃費は17km/Lほどで、問題も起こさずよく走ってくれました。
洗車はしなくていいらしいので、そのままレンタカー屋に返却します。
相棒、お疲れさま!
さて車を手放し、晩ご飯まで街をぶらぶらします。
ウォーターフロント(海岸沿いの一帯)の辺りをぶらつき、Van Diemens Land Creamery というアイスクリーム屋に入ります。
店内には様々なアイスが並んでいて、どれにするか非常に悩みます。
そこで、今回は行けなかったタスマニア北部のラベンダー畑をイメージして、ラベンダーチョコ味を注文しました。
ラベンダーは夏(12~1月)がシーズンで、一面のラベンダー畑が見られるそう。
いつか、行ってみたいですね!
アイスの味は、ラベンダーの香りが口一杯に広がって、けれどしつこくは無く、美味しくいただきました。
さて最後の晩餐は、地球の歩き方にも載っているMURESというシーフード店で夕食です。
2階はお洒落で少しお高いレストランのようですが、1階はフィッシュ&チップスがメインの、リーズナブルなお店です。
何を食べようか迷いましたが、ホバートの夜も最後なので、食べたい物をありったけ注文しました。
初日に食べたラップと地ビール、加えて今日穫れた魚のフライとサラダも付けました。
ポテトが多い…。
アメリカでは、フライドポテトは野菜だ! なんて話は聞きますが、タスマニアでもそうなのでしょうか。
もうね、はちきれるほど食べてやりましたよ。
大満足です!
ほろ酔い気分でお店を出て、ホテル向かいの酒屋でお土産の地ビールを買って帰ります。
これでカバンは満杯。これ以上のお土産は入りません。
明日で日本に帰国なので、日暮れとともにホテルに戻り、洗濯と荷作りを行います。
あぁ、楽しかったなタスマニア旅行。
色々大変な時もあったし、日本に帰りたいと思ったこともありました。
けれど今となっては、もう1周回りたい。
また次があれば、もっと観光したいと強く思います。
ともあれ、今日にてタスマニア観光は終了です。
では、また明日。