3日目 ホバート→ブルニー島 初の海外レンタカー & 立派すぎるホテル

しょーいちです。
3日目は初めて、海外で運転します!

さて、The Lodge の朝食を撮り忘れていました。
パンやシリアル、ヨーグルトをバイキング形式で並べられ、どれも美味しくいただきました。

お宿の朝食
牛乳やコーヒーのほかに、好きなジュースを1杯選んでもらえます。

朝食を食べ、荷造りしたら出発です。
宿の主人のJeffさんは、僕のぎこちない英語も根気よく聞いて下さる、とても優しい人でした。
後日談ですが、うっかりキーボードを忘れてしまい、

「ブルニー島から帰ってきたら、取りにおいでよ!」

とメールをいただきました。
見つけていただき、ありがとうございます!

宿を出て、心細くて振り返ります。
濃厚な日々だったので、引っ越しをするような気分です。
お世話になりました!

ロッジ正面
The Lodge の正面。右端の門が出入り口。

さて、レンタカー屋さんに向かいましょう。
今回は DRIVE CAR HIRE というお店で借りました。

https://rentforless.com.au

ホバートのレンタカー店 DRIVE CAR HIRE

ここで、注意です。
もしタスマニア旅行をされる方で、レンタカーでブルニー島へ行く計画をされている人がいたら、しっかりとレンタカー会社をご確認ください。

「基本、レンタカーでブルニー島へは行けません!」

僕が調べた中で例外なのは、「Hertz」・「Bargain Car Rentals」・「apex car rentals」・「DRIVE CAR HIRE」 です。

Bargain Car Rentals は安いですが評判に少し不安があり、
Hertz 日本語に対応してますが、価格がすごく高いです。

apex car rentalsは旅行中に見つけたお店なので僕は使えなかったのですが、後述の DRIVR CAR HIRE よりも少し安いです。
ただし、コンパクトカーはヒュンダイのみとなります。
レビューは良いみたいですね。

僕が選んだ DRIVE CAR HIRE というレンタカー屋は、レビュー数や情報は少なかったですが、レンタルまでの流れはとてもスムーズで好感が持てました。
レンタルはメールでのやり取りがメインで、契約書のサインは電子サインも採用していました。
なので、英会話が苦手でも翻訳アプリや辞書を使えば問題なく借りられると思います。

また、現地のお店で質問をした際も、片言の英語でもゆっくり教えてもらえました。

今回はコンパクトカーを10日間借りたので、約1266$ (約11万円)かかりました。
そしてレンタルしたのがこちらです。

レンタカー
マツダ2:いわゆるデミオ

運転に不安があったため日本車にしました。
街中も4割くらいは日本車が走っています。
オーストラリアは日本と同じ左側通行なので、それほど苦労なく走り始められました。

車を手に入れたので、飲料水や食料を買い込むべくスーパーへ向かいます。
まとめ買いをしてもトランクに入れっぱなしにできるのが、レンタカーの良い点ですね。

ホバート郊外のスーパー

物価は日本と同じくらいか、ちょっと上下するくらい。
面白かったのは、色んな物がキロ売りされていること。

最初、「キャベツ半分が5$!? 高っけー!」 と思ったのですが、よく見ると5$/kg と書いてありました。
実際は半分で1$位です。

他にも、お肉のブロックがゴロゴロと売られていたりします。
これは日本よりも安いかもしれませんね。

お肉売り場

そして、牛乳好きな私としては外せない、オーストラリアのミルクです!
一番小さいのを買って、早速試飲です。

スーパーで買った牛乳
タスマニアではオーソドックスな牛乳らしい。

ぐびぐび。

最初はさらっと飲みやすく、後からクリーミーなコクが出てくる感じですね。
日本の牛乳は、最初に香りやコクを出して、後味がさらりとしてるので、真逆ですね。
もっとこってり系かと思っていましたが、意外と飲みやすかったです。

牛乳も飲めたので 、今日はまずネルソン山(Mt.Nelson)に行きましょう。

ホバートを一望できる山が数ヵ所あるのですが、その内の1つがこのネルソン山です。
昔はホバートに来る船の入港を知らせる、シグナルステーションだったみたいです。

ネルソン山の展望
向こうに見えるのはブルニー島です。

おぉー、地平線まで見える!
今日は天気も良く、風も柔らかで心地よいです。
ベンチに腰掛け、ぼんやりと青空を眺めました。

ベンチの後ろには、シグナルステーションの跡があり、資料が展示されています。

シグナルステーションの跡地

中には、歴史書や貢献した人の説明、船を見分ける国旗の一覧などがありました。
英語がさっと読めないので、分かったのはこれくらい。

国旗の表
内側の円に、日の丸らしき旗もある。

そうこうしてると、お昼になりました。
ネルソン山には、シグナルステーション・ブラッセリー(Signal Station Brasserie)というレストランがあるので、ここに入ります。

店員のお兄さんに「入れますか?」と聞くと、旅行客だと伝わったのか景観の良い席に案内してくれました。

レストランからの眺め

これまた絶景かな!
1人でこの席を使うのがもったいないくらいです。

さて、お腹も空いていたので「メガ・ブレックファースト」(約25$ 約2000円)なるものを注文。
何が出てくるやら…

昼食

うまそー!
お洒落すぎる。映えーな写真が簡単に撮れてしまう。

そして、やっぱり美味しい!
ベーコンの味がしっかりとしていて、「肉食ってる!」 って気持ちになります。

お腹もふくれたので、そろそろブルニー島へ出発します。

タスマニアの道はとても走りやすく、日本で安全運転できる人なら大丈夫でしょう。
大きい道路は、ほとんど日本の高速みたいになってます。

ただ、ものすごい数の生き物が炉端で倒れてる。
1時間走っただけで、5~6匹は見かけました。
今日だけでも、鳥が車に向かって飛び出してきたりしたので、本当に野生の生き物が多いんだなと実感します。

ブルニー島へはフェリーで渡りますが、その乗り場がケタリングという所にあります。
そのケタリングに着いたのですが…

フェリーに乗るまでの渋滞
フェリー乗り場への交差点を曲がった瞬間から渋滞です。

めっちゃ渋滞してる!
フェリーは30分に1本ほど運航していますが、僕が乗れたのは到着して1時間後でした。

フェリー乗り場の料金所はドライブスルーで、カード支払いが可能です。
往復で38$(約3200円)を支払い、「Line 3!」と言われたので、車線に書かれた番号を見て進みます。
その後は、誘導されるまま船に乗り込みます。

フェリーの車内から

もうすし詰めです。
フェリーが動き出すと、みんな外に出て写真を撮ってたりしていました。
僕は船の端側だったので、車の中から海を眺めてました。
フェリーはほとんど揺れなかったです。

フェリー内部

ちなみに、乗ったフェリーはこんな感じです。

フェリー俯瞰
2階建てで上下に車が入っています。

20分ほどフェリーに揺られると、ブルニー島へ到着です。

着いてすぐ向かったのが、Get Shucked という牡蠣の専門店。

生の牡蠣を食べさせてくれるという、素晴らしいお店です。
さっそく行って、注文したのがこちら。

生がき

牡蠣6つに、ドレッシングと炭酸水を付けて20$くらい(約1800円)でした。
ではレモンを降って、いただきます!

牡蠣レモン

うまっっー!!!
うまい! これはうまい!
炭酸水で口をさっぱりさせると、もう何個でも食べられそうです。

ドレッシングも3種類あり、左からアジアンソース、マリネっぽいトマトソース、わさび醤油です。

どれも美味しい!
味が色々と変わって面白い。
カキは当たると怖いので、12個(基本は1ダース売り)にはしなかったのですが、買っておけばよかったかも…

最後の1個をとても迷いましたが、シンプルにレモンでいただきました!

牡蠣に満足した私は、次の目的地である The Neck へ向かいました。
ここもガイドマップによく載っている有名な場所です。

駐車場に車を停めて、

The Neck の駐車場
20台ほど停められ、それほど混雑しませんでした。

丘の上が展望台です。
展望台までは階段で5分ほど登るので、運動不足だとけっこう疲れます。
しかし、上から見える景色は、見逃せません!

The Neck
東西に開けているので、朝日や夕日が綺麗です!

なんだか、天橋立を思い出しますね!
違いは、左右が水平線まで見えるのでとても解放感があることでしょうか。

たくさんの夫婦やカップルが手を繋いで眺めてました。
…、羨ましくなんかないやい!

日も暮れ始めたので、急いで宿に向かいます。

本日のお宿は Sanctuary Bruny Island という、別荘貸しのようなお宿です。

Sanctuary Bruny Island 正面

これ、僕1人で泊まるんですか…?
立派すぎません?

コテージがあり、

宿のコテージ

ワインはサービスで付いていて、

ウェルカムドリンク

綺麗なキッチンが広がって、

キッチン

情緒あるゆったりとしたリビングに、

リビング

寝室の横には、お洒落な石造りの浴槽まで付いている…。

お風呂

なんかもう、男1人で泊まってごめんなさい。
絶対、ペアで泊まるべきお宿でした!

なんか、すごーっく恐縮する。

ま、まぁ気を取り直して、晩ご飯を作りたいと思います!

素材はこちら!
近くのスーパーで買い込みました。

晩ご飯の素材
右下の”STOCK CUBES VEGETABLE”は、コンソメに近い味です。

男1人で寂しく料理します。

料理する後ろ姿

出来上がったのがこちら。
サラダとポトフ。 メインはステーキです。

自炊した晩ご飯
ドレッシングはオリーブオイル、塩、赤ワインを混ぜて作成

出来はやっぱり、外食の方が美味しい。
普通の味なのだけど、タスマニアのご飯が美味しすぎて、口が肥えてしまいました。

片づけも終えて、一息つきます。
なんだか体調が悪く、少し熱っぽい気がする…
料理もして疲れたので、今日はここでおやすみなさい。

寝室

ムーディーすぎる…。
なんかもう、ごめんなさい!

また、明日。