僕がテルストラを選んだ、たった1つの理由。

それは…、

電波範囲です!

オーストラリアには有名な通信会社が、
テルストラ(Telstra)、オプタス(Optus)、ボーダフォン(Vodafone)
の、3社があります。

ネットで調べると、オプタスが人気のようですね。

僕がタスマニアでSIMカードを購入したのは、元国営企業のテルストラです。
日本で言うドコモですね。
また、ネット情報では「テルストラは料金が高い!」との意見が多いです。

しかし、旅を快適にするためには、電波にお金をかけて良いと僕は思います。

SIMカードを選ぶときは、電波範囲が最も重要な点だと思います。
スマホはGoogleマップ、翻訳や検索など、いつだって使いますからね。

ただ、確かにネットで調べるとテルストラもオプタスも、4G電波の範囲に差が無さそうに見えます。

これがテルストラの電波範囲です。
濃い緑色の所が4G通信できるところで、赤いところは3G通信です。

テルストラの電波範囲
Telstraホームページより

これがオプタスの、Xperia最新機種での電波範囲。
紫色が4G通信で、薄青色が3G通信です。

オプタス(Xperia Premium) の電波範囲
オプタス(Xperia Premium) の電波範囲

4G回線の面積は、同じくらいに見えますね。

しかし、僕のZenFone S zoom だとこんな感じ。

オプタス(Zenfone Zoom S)の電波範囲
オプタス(Zenfone Zoom S)の電波範囲

都市部のホバートを離れると、3G回線しか無さそうです。

また、宿の主人たちに話を聞くと、テルストラが良いと勧めてくれました。

「オプタスは安いけど都会だけだ。タスマニアを旅行するなら、田舎に行くだろうからテルストラの方が良い」と仰ってました。

その言葉を信じてテルストラを選びましたが、それでも町中で3G回線だったり、車で走ると圏外になることもよくありました。
テルストラで電波が途切れるので、オプタスだと不便に感じたかもしれません。

さて、今回購入したSIMカードは30$の、このタイプ。

テルストラ 30ドルタイプ SIMカード

ネット情報では、テルストラは日本に無料で国際電話ができないと見たのですが、どうやら可能のようです。
日本にいる家族の携帯とも繋がりました。

データ容量10GBも十分にあり、今回の僕の旅行では12日使用して3.3GBで足りました。

テルストラ契約内容
テルストラ プリペイドSIMの契約内容

タスマニアには街やホテルにフリーWi-Fiが多くあるので、上手く活用すればYoutubeだって十分に見れます。

SIMカードも、アクセスポイントの設定などは必要ありませんでした。
SIMカードを挿したら、すぐ自動的に接続されます。

あと、ここがテルストラの不便な点なのですが、空港にお店がありません。
オプタスはあるので、その点は利便性が良いですね。

仕方がないので、僕はホバート市内で買いました。

お店に入ってすぐに受付があるので、そこで「旅行者用(プリペイド)のSIMカードが欲しい」と言って滞在期間を伝えると、ちょうど良いプランを教えてもらえます。

また、お店でSIMカードの交換作業をしたいと伝えれば、近くの机を貸してもらえます。お店で作業をしたら、何かあっても尋ねられるので安心ですね。

ちなみに、テルストラの向かいにオプタスの店舗もあるので、値段の比較をしてもいいかもしれません。

ホバート市内のオプタス店舗
Telstraの店舗から見たOptus

後、僕はフリーWi-Fiを使うこと前提だったので、出発前にVPNサービスの ExpressVPNに登録しておきました。

これは、便利だった持ち物リストでも紹介します。

テルストラ、便利でしたよ!