海外でガソリンを入れる時、ドキドキしませんか?
僕はタスマニアでかなりアタフタしたので、その経験談を載せておきます。
さて、まずガソリンの種類ですが、大きく4つありました。
- ディーゼル
- (unleaded) E10
- (unleaded) 91
- (premium) 95
番号だけで表記されている所もあります。
日本の表記とは大きく異なりますね。
それでは、ひとつずつ見て行きましょう。
まず、”ディーゼル” は普通車には使いません。
ここは日本と同じです。
“95” とは、日本でいうハイオクで、スポーツカーなど一部の車に入れるガソリンです。
もし高級車を借りると「95を入れてくれ」と指示があるかもしれません。
普通車は、”E10″ もしくは “91” を入れます。
これがいわゆるレギュラーガソリンです。
“E10” の方が少しだけ安いのですが、これは “91” にエタノールを10%混ぜたエコガソリンだからです。
どちらを入れても、また混合しても問題ないので、安い方を入れると良いですよ。
僕の経験上、都会だと “E10” があって、田舎に行くと “91” しかない気がします。
次に、ガソリン料金の表示です。
例えば、下の写真では “152.9” と書かれてあります。
これは、152.9セント/L (約1.53$/L = 約130円/L) という意味です。
初めて見た時、「1リットルで152.9ドルするの!?」と驚いて、 高額請求がこないかビクビクしながら給油しました。
大丈夫です。 相場はほとんど日本と同じです。
そして入れ方ですが、ノズルの操作は日本と同じです。
しかし、少しテンキーの操作が異なります。
まず安全でオーソドックスな方法から。
車を停めて、テンキーで入れたい金額を入力します。
その後、トリガーを挿入していれるだけ。
こまめに給油するなら、10ドル単位で支払うと燃費や旅費の計算が楽でいいですね。
もうひとつは、FULLボタンを押して、満タンまで入れるとトリガーが勝手に止まる方法。
こっちの方が簡単なのですが、なぜか田舎に行くとFULLボタンが無いのですよ。
それも、自動的にトリガーが閉まってくれるか分からないくらい、古そうな機械が並んでます。
僕はガソリンを溢れさせるのが怖かったので、ダッシュボードにある車の説明書からタンク容量を見て、大体の給油量を計算していました。
ホバート市内であればだいたいFULLボタンがあったので、安心かと思います。
給油が終わったら、代金の支払いです。
ガソリン代は、日本のセルフスタンドと異なり、多くは店内で行います。
テンキー横の機械でも出来るのかもしれないのですが、僕はすべて店内に入りました。
お店の人に、テンキーのある機械(またはその周辺)に書かれたナンバーを伝えると、精算してくれます。
下の写真だと、10番ですね。
ガソリンスタンドはコンビニのような小売店を兼ねていることが多いので、ガソリン代を払うのと同時に、水やお菓子も買えますよ。
最後に、僕が初めて給油しようとしたスタンドです。
これ、ディーゼル専用のガソリンスタンドです!
初めてなので何もわからず、 お店も存在しないので誰にも相談できず、 危うく車を壊してしまうところでした。
皆さんも、安全な運転を!