10日目 ビチェノ → トリアバンナ ぼんやり海岸巡り

しょーいちです。

昨夜はすぐに寝たので、今朝は早起きできました。
カーテンを開けると、丁度日の出の時間です。
寝ぼけた眼に、朝日がまっすぐ入ってきました。

海から昇る朝日
海面から太陽が昇る姿は、格好良いですよ!

水平線から昇る太陽が、陸地をどんどんとオレンジ色に染めていきます。

オレンジ色に染まる陸地

この綺麗な景色とも、今日でお別れです。
もし次があるなら、一日中ここでビールを飲んで、ぼーっとする日を作りたいですね。

さて荷造りをして、チェックアウト時間ぎりぎりまで海を眺めます。
さすがにお腹も空いてきたので、朝食を食べに行きましょう。

昨日と同じ Blue Edge Bakery で、今日はスペシャルパイなるものがあったので注文します。
かぼちゃをベースに、ニンジンやブロッコリー、ホタテが丸ごと入っています。
味も野菜の甘みとホタテの塩加減のバランス良く、一気に平らげてしまいました。

今日限定のスペシャルパイ

昨日と同じ野菜サンドとカプチーノを足して、お値段は昨日より高めで20$(約1600円)になりました。
しかし、昨日のビーフパイよりも美味しかったので大満足です。

今日の朝ごはん
パイの写真を撮る前に、かぶりついてしまいました。

あとで地球の歩き方を読み直すと、Pasini’s というカフェのタイ風カレーが美味しいそうです。
うわー、行っておけばよかった…。
一応、地図を載せておきます。

気を取り直して、今日は次の宿泊地、トリアバンナへ移動する日です。
予定は入れていないので、少しビチェノで寄り道していきます。
車で10分くらいのところに、ブローアースという潮吹き穴があるらしいので、見に行きましょう。

車を止めて海へ近づくと、大きな岩がゴロゴロとありました。

ブローホール入口

転ばないように気を付けながら、波打ち際まで進みます。
すると、なぜかよく濡れている岩を発見します。

潮吹き前

どうやらこの岩が、ブローホールのようです。
この岩の割れ目に、波が勢いよく流れ込むと…、

潮吹き後

うぉぉっ!
予想外に迫力があるじゃないか!

しぶきが自分の身長よりも高く上がっていきます。
油断して近くで見ると、びちゃびちゃに濡れますので要注意!
ビチェノに来たら行ってみると、意外と見ごたえがありますよ!

時間に余裕があったので、寄せては返す波をぼんやりと眺めたり、

ブローホールの海岸
岩が大きいので、座ってぼんやりとできます。

ひょっこり出てくる自撮りをして遊びます。

ひょっこり自撮り

寂しいヤツだなって?
そうだよ、けっこう寂しいよ!
旅の感動をその場で共有できないのが、一人旅の欠点ですね。

ホバートでも見かけた、目付きがヤンキーみたいな鳥が話し相手でした。

話相手のギンカモメ
調べてみると、ギンカモメというらしい。人がいる所に来てエサをねだるそう。

海風に少し疲れてきたので、車を走らせて先に進みましょう。

まず向かったのは、デビルズ コーナー ワイナリーという所。

デビルズコーナーワイナリー入口

駐車場が広く、沢山の車が停まっていました。
ここは有名なワイナリーですので、観光に力を入れているのが分かりますね。

展望台もあって、広大なブドウ畑が広がっています。

初めて上からぶどう棚を見ましたが、本当にまっすぐ平行に並んでいるんですね。
僕はボードゲームの「ワイナリーの四季」でしか見たことないので、本物を見て感動しました。
あぁ、またあのボドゲしたいなぁ。

広いブドウ畑は、左右いっぱいに広がっていました。
これだけ面積があると、どれだけぶどうが収穫できるのでしょうか。

これは右側の写真ですが、左側にも同じくらいの広さが広がっています。

建物の中に入り、白ワイン・スパークリングワインを1種類ずつ試飲させてもらいました。

ちびちび。

うむ、あっさりとした甘味がほど良いですね。
ぶどうの甘みがスッと口溶けて、後味はさっぱりとしています。
けれど、甘味は先日伺った SPRING VALE Vineyard よりも強く感じました。

大変迷いましたが、ここで白ワインを1つお土産に購入。
余裕のあった旅行カバンが、もうそろそろ限界です。

ワイナリーには軽食とワインを楽しめる場所もありましたが、昼食場所は決めているので先に進みます。

次はカテズ・ベリーファームへ向かいます。
ここのパンケーキの写真が美味しそうだったんですよ。

カテズベリーファーム入口
少し道が狭いので、ゆっくり走るのをオススメします。

早速、店内に入ってパンケーキ(16$ 約1400円)をいただきました。

ベリーが濃厚なパンケーキ
店内にはベリージャムも瓶詰めされていて、味見や購入ができます。

んー! ベリーがすっごい濃厚!
甘酸っぱさがたまりません。アイスに付けても美味しいですね。
たまらずペロリと平らげます。

今日は風が強かったので店内で食べましたが、テラス席もあって向かいの農場を見ながら食べるのも良さそうでした。

綺麗な農場
とても綺麗な農園で、Googleマップには花盛りの写真もあるので要チェック!

パンケーキも食べて、お腹も時間にも余裕ができました。

後はぶらぶらとドライブです。
気になった場所があれば停車する、これは一人旅ならではの良さですね。

昔、囚人が小石をずっと積み上げて作ったとされるスパイキー橋を見たり、

小石を積んで作った石橋
なぜか欄干に尖った石が並んでいます。

小さな浜辺に腰かけてのんびりしたりします。
ここはGoogleマップにも載っていなかったのですが、僕はプチ・ワインベイと呼んでます。

地図に載っていない海岸
本当に無人で、波と鳥の鳴く声しか聞こえません。

色々と車を止めながら、しばらく走るとトリアバンナに到着します。
ここは車両も入れない、自然をそのまま残した秘島「マリア島」への港町として有名です。

ここのビジターセンターでフェリーの往復チケット(45$ 約3600円)を予約します。
インターネットからでも出来たのですが、自転車のレンタルもしたかったので窓口へ向かいます。
しかし受付のお姉さんに聞いてみると、自転車はマリア島内で借りるようでした。

予約すると、このようなチケットが渡されます。
帰り便の時間も決まっているので、もし変更したくなったら電話が必要です。

フェリー予約時に渡されるチケット

フェリーの予約もできたので、そろそろお宿へ向かいましょう。

今日のお宿は、Airbnbで予約した、Orford Seascape B&B というお宿です。

いやー、すっごい綺麗なお部屋!
あと、景色も最高です!

Airbnbは民泊なので写真の公開は控えますが、

白を基調にした清潔感のあるお部屋。
マリア島を一望できる高台からの絶景。
たくさんの花と綺麗に手入れされた中庭。

そして何より、

美味しすぎる晩ご飯
夕食代は別途、約20$(約1700円)ほど現金で払いました。

晩ご飯が美味しすぎる!!

肉料理は、皮目がコーンフレークみたいにパリパリしてて、なのに肉質は口内で溶けるように柔らかい。
ソースもかぼちゃをベースに、フルーツのような甘味があって、ずっと舐めたくなるくらい。
もうねこの旅、ほんとに、本当に、1番の旨い料理でした!

5分で食べ尽くして、15分かけて感動を伝える言葉を調べるくらい美味しかった。
あぁ、今でももう1皿食べたい…

そして、今日は晩酌も準備しています!

今日の晩酌セット
このビーフジャーキーが結構美味しかったんです!

以前飲んだタスマニアの地ビール(さっぱり系)と、ほぼ初日から余ってるチーズ、プレミアムな和牛ビーフジャーキーのセットです。
これで飲んだくれて、明日に備えます!

では、また明日!