5日目 ホバートに戻り、散髪に挑戦!

しょーいちです。
今日はブルニー島とお別れです。

昨日はしっかりと寝たので体調が戻ってきました。
これなら観光も問題なく行けるでしょう。

朝食は昨日と同じく、パンとヨーグルトを2つ食べ、荷造りをして出発です。

まずは、ブルニー島にあるハチミツ専門店に向かいます。

Bruny Island Honey 正面
Bruny Island Honey 正面

タスマニアはハチミツが有名らしく、高級ハチミツで有名な「マヌカハニー」も売られています。
試食もできるので、片っ端から試していきました。

Bruny Island Honey 店内
プレーンのハチミツの他、生姜をブレンドしたものもあります。

同じハチミツと言えど、蜜を採取する花によって味が全然違うのには驚きです。
濃厚さ、香ばしさ、甘さ、香り。
それぞれ特徴があって、すべて風味が異なります。

とても迷いましたが、一番甘さと香りのバランスが良かった「サマーブロッサム」のハチミツを買いました。
せっかくなのでマヌカハニーも一番小さいのを購入します。合わせて20$ (約1600円)でした。

さて、この後はもうフェリーに乗るだけなのですが…、
ブルニー島の初日に食べた、あの牡蠣の味が忘れられない!
誘惑には抗えず、もう一回食べに行きました。
もはやリピーターです。
やっぱり、何回食べても美味しいですね!

満足しながら店内を見ると、お店と牡蠣の歴史について書かれた掲示がありました。
そこには「牡蠣は約70年前に日本からオーストラリアに伝わった」と書かれています。
牡蠣って、オーストラリアでは日本が由来の食べ物だったんですね。
今ではホバートの海鮮料理店で多く取り扱っているものになったのですから、美味しいものは世界を越えますよね。

さて牡蠣も食べたので、フェリーに乗ってホバートまで帰ります。
帰りは運良く、待ち時間なくフェリーに乗り込むことができました。
僕より1台後ろの車は、1時間待ちになりそうです。
すごい、ラッキー!

ホバートに予定より早く帰ってきたため、長時間駐車できる Argyle Street Car Park に車を停めます。

この建物の駐車場は広いので、階層や目印を撮影することをおすすめします。
あと、事前に駐車代金を支払うと楽なので、駐車券を持って出ると便利です。

さて今日は、タスマニア旅行の目的の1つ、海外の理容店に挑戦します。
日本では化粧品業界で勤めていますので、海外のサービスを一度体験してみたかったんです。

向かうお店は、事前に最初の宿である The Lodge でおすすめのバーバーを聞いています。

それが、この Argyle Street Barbers。

お店に貼られたチラシでは、カットは20$からやってくれるそうです。

Barber 正面
看板やサインポールは無く、とてもシンプルな外観です。

さっそく中に入り、

「短くしてください! 本田圭佑みたいにして!」

と、サンプルの写真を見せながらお願いします。
すると、

「君の前髪だと無理だね。おでこが広すぎるよ。」

なんでやねん!
海外でもハゲでイジられるんかーい!

仕方がない、ハゲでも大丈夫な髪形でお願いしました。

お店は中国出身のちょっと強面お兄さんと、西洋人らしい美人なお姉さんがやっていました。
そのお兄さんに切ってもらったのですが、
手早く、バリカンでガンガン削っていきます。

「そんなに手早くいって大丈夫…?」と思いましたが、注意する勇気も語彙力もありません。
ここはマスターを信じて、カットしてもらうことにしました。

無事にカットは終了しました。
結果として、お兄さんの仕事はすごく丁寧でした。
髪をカットし、いろんな角度から見て、何度もハサミで調節してくれています。

この「いろんな角度」というのが重要で、これを疎かにすると髪が伸びたときに変なシルエットになったりします。
僕の下手な英語に困り顔だったマスターですが、仕事はキッチリと行う姿勢に、とても好感がもてました。

さて、こちらがカット前。

カット前
トップの長さを前髪にたらしてハゲを隠してます、

んで、こちらがカット後。

カット後
モザイクを入れると、ほぼ不審者ですね。

みごとに髪が無くなりました!
少し顔の印象が薄くなったので、ひげでも生やしてみようかな。

希望どおり短くなったので満足してます。
もうね、ハゲを隠すのも限界近いかなと思ってたんです。

この頭をぶら下げて、街を散策します。
今日も秋晴れが続き、空がとても高いです。
街は高低差が結構あって、少し息が上がります。

ホバートの町
ホバートは坂道がかなり多いです。

ふらふらと歩いていくと、綺麗な教会が見えてきました。
入る勇気はありませんでしたが、ぼんやりと古い建物を眺めます。

古い教会

しばらくすると日が暮れてきました。
真っ暗になる前に、晩ご飯を探しましょう。

今夜は URBAN GREEK というギリシャ料理屋に行ってみました!
ギリシャ料理って日本ではあまり見かけないジャンルですが、ホバートだとメジャーみたいです。

メニューを見てみますが、ギリシャ料理は食べたことがないため、名前を見ても想像がつきません。
しかたなく、店員さんにおすすめを聞いて注文したのがこちら。
ラム肉と野菜をラップで包んだ料理。名前が…、忘れてしまいました。

ギリシャ料理の晩ご飯
中にラム肉のサイコロステーキが入っています。

でも、美味しかったですよ!
癖もなく、サワークリームのようなクリームにつけて食べると、あっさりと食が進みます。
ラム肉も臭みがなく、食べやすく仕上がってました。

今日までの料理で「美味しい」しか書いていないので、疑う人が出るかもしれません。
そんな人こそ、一度タスマニアに行ってみてください!
ほんとに、ハズレが無いんです。
料理の質・店の雰囲気・店員さんの優しさ、総合点ですべて高評価が間違いないですよ!

さて、晩ごはんも食べたので、ホテルに行きましょう。
ホバートは多くの道路で18時を越えると、翌8時30分まで路上駐車が可能になります。
詳しくは別記事でまとめます。


ホテルの前に車を停め、鍵をもらって部屋に入ります。

今夜のお宿は Aster Private Hotel です。

今まで泊まってきたお宿より、こじんまりとした部屋で、トイレとシャワーは共用です。
一応、部屋にもシャワーはありますが、設備が共用の方が良さそうです。

お宿の部屋
日本のビジネスホテルくらいの広さです。
お部屋の扉側
この化粧台の高さが、日記を書くのにちょうど良かったです。

1泊90$ (約7200円) で朝ごはん付、女将も人柄が良くて色々教えてくれます。
路上駐車ができることも、ここの女将さんに教えてもらいました。

共用のトイレやシャワーも清潔で、気持ち良く使えましたよ。

シャワーの後、備え付けのシャワールームで洗濯をし、ブログを書いたら23時になりました。
また明日も早いので、今日はここらでお休みです。

では、また明日。